1.始まり By KEN
「美奈、行くぞっ!」 「あ、うんっ。・・・今行きます!」 則和さんと出会っていろんな事があった。 一緒に学校へ行く事も出会った頃あら始まった事。 毎日、朝がワクワクしてドキドキして・・・一番嬉しい時間だ。 私はあなたに初めて出会ったトキからドキドキしたり、嬉しいと思った・・・。 でも・・・。 あなたはきっと嫌だったと思う。 面倒な事は嫌いだったあなた。 うぅん・・・面倒ではなくて、人と関わる事が苦手だったんだ・・・。 あの頃は今のような素っ気なさではなくて、周りに壁張るためのもの。 前に聞いてみたら・・・。 『あの頃は本当に邪魔だった』 ・・・そう言われた。 少しショックだった。 だから、少し拗ねた。 『あ、いや・・・俺自身に問題があったからな・・・』 則和さんはずっと悩んでいたから・・・。 自分のお父さんとお母さんを殺されて・・・。 ずっと一人で生きてきて・・・。 自分の手を地で汚してしまった事を・・・。 生きる目的をお父さん達を殺した人を殺す事にしてしまった事を・・・。 それを、知ったのは目的を達成した頃。 生きる目的を失ったあなたは、眠ってしまった。 本当に心配だったんですよ・・・。 生きる目的をなくして、眠ってしまった時。 そして・・・その時、あなたが好きだと実感がわいた・・・。 ずっと・・・ずっとずっと・・・看病してたんですからね。 ・・・目を覚ました時、本当にたくさん泣いちゃった。 「則和さん・・・って」 「・・・なんだ?」 「私を泣かせてばっかしですね・・・」 私がそう言うと則和さんは少し笑った。 そして、一言・・・。 「お前が泣き虫なだけ」 「むぅ・・・」 「構って欲しいし・・・それと・・・好きだし好かれたいからだろうな・・・」 「えっ・・・」 則和さんはこの後なんにも言わなかった。 ただ私の手を引っ張ってどんどんと前に行くだけ。 私・・・少しはわかっているんだよ・・・。 最近の素っ気なさは照れ隠しとかだって。 あまり良くない始まり方には後で良くなる続きがあるのかも・・・。 後書き さぁ、100のお題始めました。 これから頑張っていきたいです。 できるだけ、同じペースで書いていけるといいなぁ・・・。
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