心踊り出すような生き方を 春 By KEN
「則和さ〜ん、買い物つきあってくれませんか〜?」 則和さんの部屋のドアの前で私は言った。 ・・・だけど、いくら経っても返事は返ってこなかった。 ノックもしてみたけど反応は変わらない。 「則和・・・さん・・・」 恐る恐る・・・悪いと思うけど、ドアを開けさせてもらった。 「・・・あれ?」 あまり物のない部屋には誰もいなかった。 「うぅ・・・」 一体何処に行ったんだろう? まさか春の陽気に誘われて何処かでふらふらしているのかな? ・・・まさか・・・。 亜弥ちゃんなら考えられるけど・・・。 むぅ・・・。 でも、今日は探し出そう。 だって、たまには・・・彼に構ってほしい。 ・・・って言うけど、実際のところずっと私には優しくしてくれるんだよねぇ・・・。 だけど、もっと・・・もうちょっと構ってほしい。 ・・・我侭なのは知っているけど・・・。 それと、できればもっと・・・私を頼りにしてほしい。 頼りない私、だけど。 きっと、一緒に笑ったり、怒ったり、泣いたりはできるんだもの・・・。 「・・・何処にいるんだろう?」 家の中いはいなかったので辺りを探してみる事にした。 則和さんのいそうな所は何処だろう? ・・・酒屋さんとか? ・・・ありえるけどこんな真っ昼間には行かないと思う。 ・・・もうお昼も過ぎてしまっているし、昼食は二人でとったし。 だから食べ物屋さんじゃないと思う。 ・・・それより格好つかないのがお昼ご飯を則和さんがつくったこと。 ・・・うぅ・・・。 気を取り直して・・・。 もしも、私ならどうするだろう? お昼寝? う〜ん・・・。 「みなどうしたの?こんな所で立って?」 「ふぇ?」 家の前で考えていたら未幸が何時の間にか目の前にいた。 「あ・・・未幸」 「ん、どうしたの?」 「あのさ、則和さん知らない?」 「則先輩?」 「うん、どっか行っちゃったんだ」 「ふ〜ん」 情報集めも大事と思い聞いてみた。 「う〜ん・・・あれ則先輩かなぁ・・・」 「どうしたの?」 「亜弥の所から帰る途中、丘の方へ向かう男の人を見たのよ」 「うん」 「ちょうど茶髪だったし、背格好も似てたしね」 「そうなんだ。・・・丘って何処?」 「あぁ、学校の近くの所の奴よ」 「あ・・・今ならお昼寝に良い場所だね?」 「そう。まぁ・・・行くなら気を付けなさいよ」 「うん、ありがと未幸」 他に行くあてもなかったので行く事にした。 「あ・・・そうだ。ついでにジュース買って行こうかな?」 学校の近くにある公園の自販機に向かった。 「・・・これと、これに・・・」 一応二つ。 お弁当は『まだ』無理だから・・・(汗) これで我慢。 「ん・・・?」 ふと地面の方に目を向ける。 何やら見慣れない本が・・・。 こ、これって・・・あれかなぁ? 何ていうか、う〜ん・・・。 雑誌って言えば雑誌だけど・・・。 見ちゃいけない雑誌って言うか・・・。 本来なら十八歳からだけど、男の人は十八歳以下から持っているって言う・・・。 うぅ・・・(赤) 顔が真っ赤になっているのが分かる。 でも、何故か好奇心がわくのはなんでだろう(汗)? ・・・・・・。 則和さんも読んでいるのかな? ・・・・・・。 読んで・・・みようかな? ばばっ、と周囲を確認して、雑誌の側に座り込む。 「うぅ・・・」 胸が本当にドキドキする。 このドキドキ感に何故か期待感があるのは内緒(苦笑 こんなに本で興奮したのは、小学生の頃の保健体育と、最近の意味不明な物理の教科書だけだ。 薄汚れている本をそろ〜っと指でつまむ。 「わ・・・」 思わず、口元に手をあてて目が潤んでしまう。 これって・・・ときめき・・・? そこには未知の世界が広がっていた。 「うわっ・・・ああ、こうやって・・・はぅ〜」 訳の分からない溜息が出てしまう。 「もぅ・・・どうして・・・こう大きいの?」 何となく胸元に目をやって、ぶんぶんと首を振る。 そう・・・敵対意識をもつほどでもないと思う。 ・・・それが己惚れだった。 「・・・・・・」 すっく、と内容を隅々まで目を通した。 ふらふらと私は立ち上る。 空を見上げた。 もくもくとした雲が色々なモノに見えてくる。 「ば、バナナ・・・アイスキャンディー・・・」 意味不明な呟きを残しながら、私はふらふらと丘を目指した。 「いた・・・」 緩やかな風を受けながら私はゆっくりと歩き出す。 「則・・・和・・・」 と、則和さんはこの丘にある一番大きな木に寄りかかって眠っていた。 温かい春の日差し。 幸せそうに目を閉じている。 穏やかな寝顔に私は自然と口元を緩めていた。 「・・・可愛い・・・」 人の寝顔は無条件に可愛い。 どんな人でも、寝ている時だけは印象が違う。 何時も無口で冷静な彼。 だけど、少し今は子供っぽく見えた。 「よいしょ・・・」 起さないように隣に座る。 「いいよね・・・」 心配はないけど、ちょっと辺りを見渡して、人がいないのを確認する。 ドキドキ、と本当に恥ずかしかった。 そっと唇を重ねる。 僅かに濡れていて、柔らかくて、淡い。 髪を撫でると、ムズムズと眉を寄せる。 「あは・・・幸せだな・・・」 ・・・・・・。 「確かに・・・気持ちが良いな」 良い天気。 風が止む事はなく、うららかな午後の日差しは優しい。 「則和さんは・・・ここで何をしていたの?」 答えはないけど・・・。 多分、私には気づかれないように・・・自分だけで解決しようとしているんだ・・・。 ・・・・・・何だか眠くなってきたな・・・。 彼の側にいるだけで安心する。 そっ、と彼の肩に頭をのせた・・・。 温かい・・・。 人の温もりを感じた。 何だか嬉しくなった。 そう言えば・・・。 則和さんの隣で眠っている時とか・・・朝起してくれる時、イタズラされた事があったなぁ・・・。 「イタズラ・・・何かH・・・」 一人苦笑。 顔を上げて、彼の唇を見つめる。 「私・・・変な子かな?」 一般論は知らないけど、普通じゃないって感じた。 でも、凄くドキドキする。 顔を上げてもう一度キスをする。 ちょっと時間をかけてした・・・。 だけど、王子様は目を覚まさなかった。 「起きないと知りませんよ〜」 気の抜けた最後警告にも起きる気配はなかった。 さて・・・と。 「すぅ・・・・・・・・・はぁ・・・」 深呼吸する。 ここには人気がないから、唾を飲む音も大きく感じた。 彼の下半身の膨らみにそっと手をのせる。 「あ、あはは・・・」 恥ずかしい・・・。 胸が痛い。 ズボンのチャックを下げる。 落ち着いた柄の下着が覗く。 これ・・・どういう仕組みなんだろう? 男の人が部等の外し方が分からないのと、同じ事かな・・・。 ボタンを探り当て、そぅ・・・っと手を差し込む。 「あっ・・・」 熱のこもった下着の中から、おそるおそる・・・彼のモノを取り出す。 明るい陽の下手、こんなにもマジマジと見ると、その細部の様子に息が荒くなる。 そう言う系の話を友達としないわけじゃないから、少し落ち着いていた。 「あ、あはは・・・」 先ほどから、笑みが止まらない。 「あはは・・・ジュースぬるくなっちゃうなぁ・・・」 ふと、そんな事を考えて目を閉じた。 手を添えて、先端にそっと舌をはわす。 生暖かい。 口に残るかすかな味が不思議・・・。 「んっ・・・む」 舌にはりついた家をとって、もう一度、今度は側面を撫で上げる。 艶めかしく湿ったモノが少しだけ固くなって、手を離しても、自分の力で立っている。 男の人の、強い匂いがした。 「ん・・・」 「・・・お、起きました?」 声をかけるが、まだ目を覚まさない。 ただ、反応が可笑しくて笑みがこぼれた。 「どんな・・・顔するかな?」 ・・・嫌われないとは・・・思うけど・・・。 乾いたままだと舌が動かし辛いので、口に唾液を溜めて舌に絡める。 「ん・・・んむ」 手の平にのせるようにして、丹念に舐る。 ぴちゃぴちゃ、と水温がして、本当に男性の匂いが鼻孔をぬけていく。 「・・・本当におっきくなるんだ・・・」 暗闇でしか見た事のないモノの大きさまでとは言わないけど、じわじわと体積が膨れ上げっている。 これが自分の中に入っていたと思うと、不思議だ。 とてもそんな大きさじゃない。 自分の唾液でねとつくモノに手をそえる。 「熱い・・・」 伸びる骨でも入っているのか、それは固くて、強く握り締めても形を崩さない。 恐す恐る上下にしごく。 何をすればいいのか分からないので、とりあえずその行為を続ける。 則和さんのモノは完全に屹立した。 「ん・・・」 先端だけを口に含み、舌で軽く舐める。 うっ、と声をあげる彼・・・。 すぐにでも目を覚ましそうだ。 「ん・・・・・・ん、はぁ・・・・・・」 単純な羞恥と、好きな人のモノを咥えている複雑な興奮、自分の下半身が熱くなる。 そっと、下着の底を撫でると、少し湿っていた。 「ん・・・み・・・美奈?」 「あ・・・えと、おはようございます」 うっすらと、眩しそうに則和さんが目を開く。 少し苦みのある唾を飲んで、軽く微笑む。 口の周りがベタベタして、少し声に水気が多い気がした。 寝ぼけ眼だった彼の目が、何顔を察して下半身に向く。 「そのままで・・・」 私は、何が話し掛けられる前に、またそれを口内に含む。 「・・・・・・っ」 則和さんはぐっと腰を折って、深く息をもらす。 「な、何を・・・」 「えと・・・えと、イタズラ」 「ば、何を――!?」 先端を舌で一舐めすると、言葉を紡ごうとした彼の口が閉じた。 「んむ・・・・・・っ・・・・・・あむ」 経常的に、アイスキャンディーを舐めるように、丁寧にくびれている部分をなぞる。 自分でもぎこちないとは思ったけど、則和さんは何も言わず、私に身を任せる。 と、髪を柔らかく、彼の手が梳いた。 「ん!」 腰に電流が走ったみたいない痺れが起こった。 下着が濡れるのが分かった・・・。 イタズラなのに、自分自身が恥ずかしくなった。 スカートが捲くれて、腰にも風を感じる。 「はぁ・・・ん、・・・ん」 そっと秘所に指を当て、敏感な部分を擦る。 下着の感触が、布越に耐え難い感触をもたらす。 「美奈・・・」 「あむ・・・・・・ん・・・・・・はぁ・・・」 則和さんが下半身を起すのに、一度頭をあげる。 口の周りが、外気に晒されて冷たい。 厭らしく捲くれた布の中で、指の動きだけが止めがたい。 「お、おい・・・」 「こういうの・・・駄目ですか?」 蕩けた声が出てしまう。 「駄目・・・と言うか・・・」 私の越しに目をやり、すぐに視線をそらして則和さんは暑そうに舌を舐める。 その間は肯定と同じ・・・だと思う。 熱のこもる股の間に顔をうずめ、三度口づけをする。 そして、軽く歯を立てる。 「痛っ!」 「あ・・・ご、ごめんなさい。よく分からなくて・・・」 「・・・噛むのだけは止めてくれ・・・」 そういって、則和さんが私の頭を押さえて、エスコートしてくれる。 少し深く咥えて、先端部分ではなく、裏筋に舌をはわす。 声にはならないけれど、彼も興奮している。 「あ・・・ん・・・・・・んむ」 直接走る下半身の刺激と、それに集中してしまうと疎かになりそうな口に、とりとめのない焦りを覚える。 「美奈・・・もういい・・・」 「・・・んむ?」 口に含んだまま、首を傾げる。 「頭を動かして、口全体で刺激してみてくれ・・・」 言われた通り、首を前後に揺らす。 想像以上に深く入り込む質感と、唇をなぞる肉の感触に背筋がゾクゾクする。 舌でモノの裏側を擦りながら、ゆっくりと全身を包み込む。 「ん・・・・・・ど、どうです?」 「・・・ん、いい」 「良かった・・・」 視界が揺れる。 「あ、ん・・・っはぁ、はぁ・・・ん」 一際大きな水温が耳にこだまして、驚く。 秘所を擦っていた指が立てた音かと思ったが、それは自分の口元での物だと気づく。 ・・・凄く厭らしい。 淫らな音だけが耳につく。 「んっんん・・・ん」 口内のモノは肥大する。 「美奈・・・もう」 則和さんの顔を見上げる。 歯を噛んで何かに耐えているのかが見えた。 「いいですよ・・・」 「だけど・・・」 「好きだから、好きな人だから・・・」 手のしごきを加えて、彼が感じている幸せだけは逃がさないようにする。 それは、私を感じている証だから。 「くっ・・・はぁ、はぁ」 「ん・・・大丈夫ですから・・・」 一生懸命愛しいモノを受け入れる。 「う・・・」 ぐっ、と彼のモノが立ち上がり凄い勢いで、人肌の温かさを持つ受益を放出する。 生臭い、苦い味が広がる。 「くっ・・・はぁ・・・」 「ん!」 ビュ、と唇の閉じた目から垂れた白いゼリーが、糸をひいて地面にたれる。 口に溜まったそれを飲もうとする。 「美奈、無理しなくていいから」 頭を撫でて、則和さんは目を細めた。 「うんん!」 首を振って、必死に飲み込もうとする。 でも苦しかった。 「っ――げほ!げほっ!」 堪えきれず咳き込んでしまう。 小さな水溜まりが出来た。 涙が目の端に浮かぶが、同時い則和さんのモノの律動に共振するように、越しにじんわりとした温かみが広がる。 「っ、げほ・・・っ――!」 苦しいのと気持ち良いのが一緒に訪れて、とにかく息苦しい。 「は、はぁ・・・」 背中を擦ってくれた。 何とか息が吸える。 「ふぅ・・・」 お互い心地よい疲労感を感じる。 ・・・ちょっと首が痛い。 お互い少しの間黙っていた。 うぅ・・・則和さん怒っているかな? ・・・きっと、怒っているよね・・・。 あんな雑誌読まなきゃよかった・・・。 「の・・・則和・・・さん」 恐る恐る声をかけてみる。 「・・・・・・」 うぅ、返事してくれない。 「えと・・・あの・・・ここに来る途中Hな雑誌見ちゃって、だからえっと・・・」 自分でも何を言っているのか分からない。 「何時も・・・してもらう時、則和さん私を気持ち良くしてくれるから、だから・・・私もそう言う事できたらいいなって・・・」 赤くなっていると思う。 本当に顔がこの上なく熱い。 「ククク・・・あははは!」 則和さんが大声で笑った。 もしかして、私・・・またからかわれた? 「美奈・・・」 「は、はい」 「スケベ」 「はぅ・・・」 やっぱりからかわれた。 うぅ・・・。 「わ、私だって、そう言う事は興味あるんです!」 「あははは!」 「むぅ・・・もぅいーですよ!」 やはりからかわれるとちょっと拗ねたくなる。 そっぽを向いておいた。 「美奈・・・」 「むぅ・・・なんです――!?」 押し倒された・・・。 「イタズラされた仕返しをしなくちゃな」 「え・・・ん・・・」 いきなり口づけをされた。 則和さんは私のうなじに手を添えて、顔を引き寄せるようにした。 少し驚いたけど、やっぱり好きな人にされたのが嬉しい。 おずおずと私は目を閉じる。 自然と私も・・・お互いの唇をついばむ。 だんだんと身体がふわふわした感じになっていく。 やっぱり、私は独占欲が強いみたい。 この気持ち良さをもっと感じるために・・・。 則和さんの頬を両手で包み、唇をもっと強く押し付けた。 ・・・と、開きかけた唇の間に、おもむろに則和さんの舌が入り込んできた。 「・・・ふぅ・・・?」 さらさらとした感触、唾液と一緒に私の口の内側をちゅくちゅくと舐め回す。 「ん・・・ふむぅ・・・」 頬が熱い。 顔が火照る。 本当に深いキス・・・。 心が心の深みにゆっくり落ちていく感じ、落着かないかいかん、私の体から甘く力が抜けていく。 「は、はぁ・・・」 私は、則和さんの舌だけでさんざん弄ばれてしまった。 時々、こっちも抵抗して舌を入れてみるけど、すぐに心が蕩けてしまって、何も考えられない。 私はただ手加減してくれそうにない則和さんの丁寧な口づけに、ただ玩具にされるままになっていた。 ようやく、則和さんの舌が細い糸を引いて私の唇から抜け出た時、彼に逃げられないようにしっかりと組み敷かれてしまった。 体中が汗びっしょりだ。 体の芯も溶けきったようになって、胸の置くと下腹部にもいつしかじわじわ疼くような酷く高い熱がともっている。 もうこの体の切ない火照りを則和さんに委ねたい。 「則和さん・・・」 「美奈・・・」 「あの・・・してください」 胸が高鳴る。 「ん・・・」 則和さんは私の服のボタンに手をかけていく。 下着が見えてくる。 そっと手を私の胸にのせる。 そして、撫でるように私の胸を愛撫する。 「ん・・・」 「ブラジャーとるぞ」 「はい・・・」 下着を外されると、乳首をちゅっと吸ってきた。 「あ・・・ん」 思わず声が出る。 私の背中を逃がさないように両手で抱いて、乳首の周りごと口に含み熱い舌で乳首をちろちろと転がす。 「あっ、あんっ・・・ああ!・・・あっ、の、則・・・和・・・やっ、いやぁ・・・んっ!」 左右の乳首を長く交互に甘噛みされて、私は真っ赤になって喘ぐ。 「あ・・・あぁっ、則和さn」 彼の頭を、ぎゅっと抱きしめる。 彼のキツク吸ってくる唇に、時折優しく立てられた歯乳首の根元や先端を弄くる舌に。 私はすでに身も世もなしなほどに感じてしまった。 大分経って、則和さんの舌先がはなれてさんざん苛められた胸が唾液の糸を引くのを見る。 そして、私は激しい呼吸が口から溢れるのを抑える。 「はぁ・・・はぁ・・・」 「大丈夫か?」 「・・・うん」 少し呼吸が戻る。 「じゃあ・・・今度は」 則和さんが下腹部より舌の方に目を向ける。 「そ、そこは・・・」 「下着脱がすからな・・・」 小さく私は頷く。 少しお尻を持ち上げて脱がしやすいようにする。 凄く恥ずかしい・・・。 下着が濡れてしまっているのは気づいている。 だからより一層に恥ずかしい。 「明るいとこで見るの初めてだから」 「はぅ・・・」 両目をぎゅっと閉じた。 「!?あっ、あ・・・則和さん!?・・・あ、あぁ、ふあぁ・・・」 則和さんが私の・・・そのアソコに強く唇を押し付けて、本当に花の蜜を吸うように、私の愛液をすいはじめた。 「あぁ!?」 則和さんの強い指が、秘唇のおへそ側の端の舌に震えながら隠れていた小さな突起を探り出す。 そして、ほころび始めていた薄い皮がむかれて、愛撫の餌食になってしまう。 「あぁっ、あぁんっ!もぅ・・・そこは、あぁっ、そこ、駄目ぇ!」 そういって身体がガクガクと麻痺する。 思わず足がぐっと伸びる。 「あぁ!?」 「いくぞ・・・」 「・・・はい」 ゆっくりと則和さんのモノが私の中に入ってくる。 そして、少し焦らすように越しを動かす。 微妙な動作で少し擦られて・・・き、気持ち良かった。 モノがゆっくりと外に出て行き・・・その感触に電気のように流れる快感が私を襲う。 体をつかれ、つかれ、つかれ・・・がくん、がくん、と頭が揺さぶられる。 「則和さん!」 「美奈・・・」 則和さんのモノが往復する時に感じる快感、卑猥な水温、肉のぶつかる音が、全てが快感になった。 「あ、あ、あぁっ!」 「くっ」 私の意識が遠のいていく。 間を入れず、則和さんが最後の突きをはなった。 「うん・・・」 「美奈、大丈夫か?」 意識が鮮明になっていく。 私・・・どうしたんだろう・・? 「私・・・」 「少しの間、気絶していた」 あぁ・・・そうだ・・・。 そう言えばあそこら辺で意識が飛んだんだ。 うぅ・・・でも痛みで気絶したんじゃなくて、快感でだなんて・・・。 少し恥ずかしい。 今考えただけでも顔が赤くなる。 「大丈夫か・・・?」 「・・・うん」 恥ずかしい・・・。 赤い顔を見られたくないから則和さんに抱き着く。 「・・・・・・」 何も言わずにそっと頭を撫でてくれた。 則和さんは、私の髪を撫でるのが好きみたいだ。 私も気持ち良いから嬉しい。 「もう・・・夕方だな・・・」 「ふぇ・・・あ、本当だ」 胸にうずめていた頭を少し動かして外を見た。 赤い夕日が見えた。 「帰るか・・・?」 「うん」 そういって、私は則和さんの手を握った。 温かい手・・・私の大好きな手だ・・・。 Fin. 後書き 最近、私ってヤバイかも。 まぁ、不完全燃焼よりいいかな・・・? まずは、全部燃やしてからにしましょう。 次はノーマルに・・・。
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送